映像制作で失敗しないためのポイントを紹介
現在、CMやDVD映像、イベント映像、スマートフォンやタブレットで楽しむための映像など、たくさんの映像が制作されています。それら映像の使用目的によっては、予算やスケジュールなどに制限がある場合も多いことでしょう。ここでは、どこにポイントを置いて目的に合った映像を制作するか、3つのポイントをご紹介します。
映像にはインパクトがありますが、ただ作るだけでは人をひきつけるものを作ることはできません。企業や商品のプロモーションや広告を制作する場合、エンドユーザーに何をどう伝えたいのかという目標を明確にすることが大切とされていますが、映像制作にも同じことが言えます。映像を通して企業や商品、サービスなどに関して理解を深めてもらう、イメージアップを促すなど、発信側の最終的な目的をはっきりさせたうえで、エンドユーザーに何をどう伝えるのかをしっかり検討することが、映像制作の第一歩となります。
映像制作の目的がはっきりしたところで、制作する映像に関して何を優先するかを考えます。例えば、「制作した映像の品質にとことんこだわりたい」「とにかく予算内で」「すぐにでも映像を使用したいので短期間で作ってほしい」など、制作するにあたり何を最優先にすべきかを決めることが大切です。
費用についての基礎知識
映像制作の料金は質によって安いものから、費用を多くかけることでよりよいものが製作できます。ですので、料金が分かりづらいとのお声を聞きます。こちらでは映像制作者側にヒアリングして算出された平均価格をご紹介します。
企画 | 250,000円/作品 | |
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台本 | 300,000円/10分あたり | |
ディレクター費 | 70,000円/日 | |
ハイビジョン撮影費 | 150,000円/日 | |
内 訳 |
カメラマン | 60,000円/日 |
オーディオマン | 60,000円/日 | |
機材一式 | 30,000円/日 | |
ナレーター | 150,000円/日 | |
テロップ(文字データ作成) | 3,000円/1箇所 |
映像制作の目的、最優先事項が決まったら、最後に制作を依頼する映像制作会社の得意分野を確認してください。例えば、その制作会社がブライダル映像を中心に手掛けている場合、ブライダル関係のノウハウをたくさん持ち得意かもしれませんが、企業や商品を訴求するため映像は苦手かもしれません。映像制作会社には得手不得手があることを認識したうえで、ニーズに合う制作会社に依頼することが必要です。