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採用動画を活用する会社が増えてます
2018年度の新卒採用がはじまりました。企業にとっては時間とコストを掛けて優秀な新人を獲得しようと様々な取り組みを考えていることでしょう。
説明会を開催している会社も多いかと思いますが、一方で最近ではウェブに採用動画を掲載し、効果を上げている企業様も増えてきているようです。
では、一体どんな企業がどんな動画を作っているのか順番に見ていきましょう。
エイチーム
会社説明会を原則禁止して動画でアピール
採用動画なら、会社のブランディングも分かりやすく説明でき、社長の思いや社内の様子、事業内容の説明も含めて伝えたいことをこれまで以上に伝えることができます。そこでエイチームは、採用活動はウェブ上の採用動画のみに完全にシフトしました。
この会社は2019年春の新卒者向け会社説明会を原則禁止にしました。その代わりに同社のホームページで動画を掲載し、社長の思いや事業内容を紹介。世界中から優秀な人材を募集するそうです。
IT系企業なのでつい自由な気風を全面に出す動画なのかと思っていましたが、意外に真面目な作りになっています。
Yahoo! JAPAN
社員が会社の魅力を伝える
会社に入社したらどんな生活が待っているのか?会社ではどんなことをしているのか?どんな人達と一緒に働けるのか?どんな思いで仕事をすればよいのか?そんな疑問を次々払拭してくれるのがYahoo! JAPANの採用動画です。
テンポよく編集もされていて、数多くの社員の思いを見ることができるため、会社に対するイメージが伝わりやすい内容になっています。「ここで働いてみたい!」と思わず言いたくなりそうです。
明光義塾
感動ドキュメントで伝える
塾は様々なドラマが起こる空間です。青春、努力、夢、人生…子どもたちの将来を支える学習塾ならではの熱いドラマをドキュメンタリーで見せるという演出は、見るものハートをガッチリ捉えることでしょう。
テロップも抑制し、ナレーションもありません。ただただ生徒と先生の合格までの道のりを何人かのドキュメントで見せていく手法はとても感動を与えてくれます。
DeNA
音は切り捨て映像で訴求
スマホ全盛の時代、音を出してみることが少なくなっています。SNSでは動画が流れることが多いですが、音を出さなくても内容がわかるようテロップ表記に工夫したりしています。 DeNAはまさにそこを狙っている動画。音楽はテンポの良い楽曲が入っていますが、歌モノではありませんので、特に音にメッセーが込められているわけではありません。それよりも、映像だけで伝えたいことを見せ切る、という意思を感じます。 音を出さずに見ることのできる映像は、電車などの公共性の高い場所など、どこでも気軽に見てもらおうという企業側の想いが伝わってきます。
GMOペパポ
社長がRAPで会社紹介するYO
なんと会社の社長と執行役員がラップで会社を紹介するという採用動画。その出来栄えがなかなかのもので、しっかりライムをしながらノリノリで会社紹介をしています。そこら辺のご当地ラップよりも面白い。エンジニア志望ならかなり魅力的に感じるでしょう。
まさに映像でないと表現できない世界といえます。と同時に、「この会社絶対面白いじゃん!」と思わずにはいられないです。
ホットヨガスタジオLAVA
オリジナル楽曲とダンスのミックス
ダンスミュージックでMV風に制作されている採用動画。「好きなことを仕事に」とモットーに掲げているので、その狙いをMVで表現しているようです。内容も分かりやすく、こちらも動画ならでは演出方法といえます。
Dropbox
Why do I love Dropbox?
海外企業がどんな採用動画を制作しているか気になりませんか?こちらは Dropbox の採用動画。音声は社員へのインタビューをベースにして、それをパペットが代わりにしゃべっています。まるでセサミストリートのように!
そのテーマが「Why do I love Dropbox?」です。「私がドロップボックスを好きな理由について」語っています。時折クスッと笑えるところもあったりして、さすがは先進企業と思わずにはいられません。
採用動画はなぜいいのか?
会社のありのままが伝わる
紙や説明会ではなかなか会社の空気感を伝えることは難しいものです。特に有名企業でもないかぎり、そのイメージはゼロの状態からスタートせねばなりません。その溝を埋めてくれるのが動画です。
動画ならありのままをリアルに映し出します。働く環境や職場の仲間たちを見せることで就職希望者たちの不安を払拭してくれるはずです。
文字と写真以上の情報力
動画は文字と写真も含め、動画や音楽、ナレーションなど多くの情報を備えています。情報力の差が大変大きいのが動画です。ですから、言葉では表せない「社長の思い」「職場の雰囲気」「将来のイメージ」など伝えることが可能になります。
SNSなどで採用動画を活用できる
採用動画は作ってからのコストパフォマンスが違います。印刷の場合、データが出来上がってから紙に印刷するのに時間やコストがかなりかかりますが、動画の場合、データが出来上がればほぼ完成です。
以前でしたら、DVDにして配ることもありました。その場合は紙と同じようにデータが出来上がってから、オーサリング、パッケージの印刷、プレスと多くの工程があり、時間とコストもかなりかかりましたが、今ではDVDにする機会も減り、ウェブで配信することが可能です。
このことで、大幅にコストカットでき、労力を削減することが可能となりました。
リアルな場でも活用可能
ネット環境での使用もさることながら、リアルな場でも活躍するのが動画の良いところです。例えば、説明会や展示会でもモニターやプロジェクターを用意するだけで、動画を見せることができます。
動画は極めて汎用性の高いツールといえます。
会社のことを「良く」知ってもらうために
採用動画活用で相思相愛になりましょう
会社にぴったりな人を採用をしたいなら、動画で会社のことを表現するのは有効な手段です。代表の思いを伝えたり、事業内容を知ってもらったり、はたまたイメージで押してみたり、思いっきり遊んでみたり表現や構成は様々。
自分の会社だったらどんな動画にしたいか?是非考えてみて下さい。
採用動画に興味を持ったら、積極的にチャレンジしてみることをオススメします。