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ドキュメンタリー動画のコツ「広いものから狭いものへ 」
編集の基本。
一般的にカットを並べるときは広いものから狭いものへ順に繋ぐとわかりやすい、といわれています。
大きいものから小さいものへ。
例えばニュース番組は編集の基本がつまっています。
交通事故のニュース映像を編集する場合、ファーストカットは何にするか?
「場所がわかるロング(遠景)」
となるわけですね。
しかもカメラは道路からパン(カメラを横に振って)して
現場を映していたりします。
「どの道路」か認識させた上で具体的な現場を見せるわけです。
こうして映像は「広い」ものから「狭い」ものへと流れるとわかりやすい、となります。
わかりやすい手法なので、
みんなにわかってほしい映像を作るときは大体この流れになってしまいます。
これがセオリーなのです。
逆に狭いものから広いものへと映像が繋がっている場合は、
とにかくまず見てほしい映像がある場合です。
番組のMCが「スクープ映像です!」なんて興奮気味に
前振りするようなものは核心部分から見せることが多いですね。
爆発の瞬間とか事故の瞬間とか
そういったものはよく「その瞬間」から見せてしまう。
そしてその後改めて、場所ロングとか見せたりします。