【注意】M1 Mac で Premiere Pro 編集の不具合｜MVJコラム｜企業PV制作・動画制作・映像制作・ビデオ制作はD・P・Vで！

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【注意】M1 Mac で Premiere Pro 編集の不具合

【注意】M1 Mac で Premiere Pro 編集の不具合

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爆速だと人気の高い Apple M1 Mac 。私も思わず購入してしまいました、MacBook Air。確かに噂に違わぬスピードで、もはやBTO購入したモンスターPCマシンもいらないのではないかと思うほどです。しかしながら、最近になって気になることがいろいろ見つかりましたのでご報告しておきます。

M1ネイティブ対応に不具合

まず、M1ネイティブ対応してから調子が悪いです。Adobe Premiere Pro のことです。まず気がついたのは書き出した動画（HD、MXF、インターレース 60i）素材のインターレースが時折ブレるというか、ズレる時があり、再生すると1秒前後ズレたフレームが数フレ混ざっている様な映像になります。下の画像を参照してください。

Facebookのプレミアグループでお聞きしたところ、ひとつ原因として考えられるのがM1ネイティブ版のエラーということです。そこで、Creative Cloudからintel版を起動して書き出しをしてみました。すると、エラーを回避できたのです。ここにたどり着くまでにかなり紆余曲折。Macのせいじゃないかとかいろいろ疑いましたが、とりあえずこの件はM1ネイティブ版に問題があるようでした（2021/9/5現在）。これは今後アップデートされる際に改善されることを祈りましょう。

しかしながら問題はこれで終わりではありません。

M1 Mac のUSB-C接続問題

これが大変やっかりな問題でして、まず気がついたのは撮影データをコピーした時です。MBAに外付けSSD（Sandisk 2TB USB 3.2 Gen）を取り付けて、データをコピーしたのですが、いったんコピーを終えて取り外し、別のPCに繋ぎ、編集しようと思ったらデータが消えていたのです。このときは、もしかして「やったつもりになっていただけなのか？」と自分自身を疑いましたが、そうではありませんでした。

次の日、PCであらかた作ったAfter Effects素材をMacに繋ぎ変えて編集し、データを保存、終了し、念の為保存したフォルダーを見てみたら「データがない！」ことに気が付きました。いやぁ、何時間もかけて作ったデータが消えるなんて正気の沙汰ではありませんよね。そこで、まずはネット検索です。Adobeを疑い、M１Macを疑い、いろいろと検索した結果、M1MacにUSB-C接続不良の問題があることがわかりました。モニター接続が顕著だと書いてありましたが、要するにUSB-Cの問題でしょう。思えば、外付けSSDもGen3.1では問題はありませんでしたが、3.2になった途端に問題が発生しています。

じつはこれPC側も同じでして、このときはBIOSを更新したら治りました。M1Macも同じようにGen3.2で不具合が発生するのではないかと（今のところ）推測しております。

データが消えた問題に関して、私はデータ復元ソフト（無料）をインストールしてとりあえずサルベージしました。でもこれも完璧ではなく、全てのデータが戻るわけではありませんし、時間もかかります。もし素材データが全て消えていたかと思うと冷や汗モノです。バックアップ取れよ、という話も聞こえてきそうですが、PCとMacを行き来してやり取りをしている２TBのSSDをTimeMachineでバックアップするなんて、ちょっと現実的ではないな、と思うのです。

というわけで、しばらくはM1Macで編集素材を触るのは控えようと思います。素材が消えたら洒落になりませんので。