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企業がYouTube運営にどれだけ力を入れているのか?
こんにちは。株式会社モーションビジュアルジャパンです。先週で真夏の熱戦パラリンピックも閉会となりましたね。パラリンピックも数多くのメダル獲得。本当に日本を熱狂させてくれましたよね。
さて、そんなオリンピックも数々の企業がスポンサードしているわけですが、今、広報の形は、テレビ局などに頼るばかりではありません。企業独自のYouTubeチャンネルを持ち、活用している企業がかなり増えてきているのです。今日は、どんな企業がYouTubeチャンネルを活用しているのか、またその内容は?など最新の情報をお届けします。
どんな企業がYouTubeを運営している?
はっきり言ってしまえば、どんな企業であっても、自社のサービスを世に無料で発信できるYouTubeは活用しない手はありません。実際その有効性に気がついた多くの企業が、自社で動画制作を行っています。
メジャーどころからお伝えしていきます。
まずは言わずとしれたこちらの会社
Apple Japan
チャンネル登録者数:48.9万人 (2021年8月時点)
(出典元:https://m.youtube.com/channel/UCv5iVjD-tFfl04V4AB4XRYw)
故スティーブ・ジョブズ氏がスタートアップとして企業したiPhoneなど多くの魅力的な製品を世に送り出し続けています(実はこのブログも、Apple製品で書かれています)。こちらの企業はチャンネル登録者数がすでに48万人。大手ですので、ディズニー映画系で聞いたことのある曲も使用していますし、動画そのもののクオリティも尋常ではありません。面白さと訴求力では群を抜いている感があります。
やはり配信している動画の内容は概ね製品の紹介。他にも在宅ワーカーがどのように働いているかを描いた動画もあり、それは6分ほどでしたが、ほとんどの動画はかなりシンプルで短いものがほとんどです。短ければ、40秒、長くても2分以内。
つづいては、ホビー業界の雄。
Nintendo
チャンネル登録者数:193万人(2021年8月時点)
(出典元:https://m.youtube.com/channel/UCkH3CcMfqww9RsZvPRPkAJA)
こちらもやはり大企業であるだけに、タレントのよゐこの濱口氏を起用して、大々的に動画を配信されています。そもそもゲームで誰もが興味を持てる内容だからでしょうか。登録者数およそ190万に対して、1日前に配信された動画の再生回数が150万再生という怪物級の再生回数です。正直この数字はあまり一般企業は参考にならないと思います。また、動画一本あたりの長さも30分以上あるものも特徴。固定のファン層がついていたら、このくらい長くなったとしても視聴していただけますし、魅力的なコンテンツを極めれば、これほどまで多くの視聴者に訴求できる事例として紹介しました。これほどまでにメジャーでCMもバンバンやっている会社でもYouTubeをやっているのです。メジャーどころの企業がYouTubeをやっている理由としては、やはりCMは短時間のなかで商品の存在をまずは認知してもらい、YouTubeの動画で、商品や製品の詳細を理解してもらうという役割になっているのではないかと思います。
しかし、一般的にはCMなど打つほどの予算がないケースがほとんど。商品を知ってもらいつつ、商品の説明も動画の中でコンパクトに説明していくことが肝になります。
続いては、だれでも一度は召し上がったことがあるであろう、ケーキの粉や、ドライフルーツなどを製造販売している会社から、明日使える簡単クッキング動画をあげている企業です。
共立食品株式会社
(出典元:https://m.youtube.com/channel/UCar96v6G4D9i5sHMWj3crHw)
チャンネル登録者数:2410人(2021年8月時点)
手作りお菓子&パン材料、ナッツ&ライフルーツの輸入・加工・製造を一貫して行う共立食品株式会社です。公式YouTubeチャンネルで、手作りお菓子の作り方を動画で発信しています。お菓子の写真を全面に使ったサムネイル画像とシンプルで分かりやすいレシピ解説動画が特徴です。どれも1分程度の動画のため、視聴者は気軽な気持ちで視聴することができます。チャンネルのトップ画像は女性が作られたのでしょうか。思わずほっこりしてしまうような優しいデザインが癒されます。
つづきましては、ちょっと異色な系統の企業様です。
有限会社佐藤葬祭
チャンネル登録者数:9.29万人(2021年8月時点)
(出典元:https://m.youtube.com/channel/UCuLJbkrnVw6_a35M0rk8Emw)
こちらの動画は、こちらの有限会社佐藤葬祭の代表であり、1級葬祭ディレクターの佐藤信顕氏が自らYouTuberとして、視聴者からの疑問に答えてくださいます。その中には、正直「ちょっと聞きたくなかった・・・」という話も含まれておりまして、ついつい見てしまう内容になっています。動画そのものは前述の企業動画と比べると、内容は非常にシンプルです。でも、長く続けていくと、これだけの登録者数を獲得することができるわけです。死という誰にでも訪れる事象に多く向き合っている佐藤氏が語るエピソードや回答に視聴者は惹きつけられるのかもしれません。代表の方自ら話されていることや、大掛かりな装置を使っているわけではないことからも、どの企業でも比較的参考にしやすいモデルケースだと思います。
どの企業でも言えることとしては、
●自社の強みを明確に理解し、明確なメッセージを打ち出していること。
●ネタは自社の売上につながることであれば、どんな内容であってもよい。そして、YouTube自体が非常にマーケットが大きいので、工夫次第で多くの顧客つなげられること。
●動画の長さとしては、1分〜2分程度に収めること(すでに自社サービスを認知している顧客が一定数いて、その顧客にサービス内容の詳細を知って欲しいのであればもう少し長い動画でもよいかもです)。
いかがでしたでしょうか? 本日はYouTube動画活用をいかに多くの企業が行なっているか、またそのネタはどのようなものがあるのかをお伝えしました。昨今特に、営業して対面でお客様へ訴求することが難しくなっているご時世です。是非、この機会に一度YouTube動画の配信をご検討してはいかがでしょうか?