いま、流行りのドローンのリアル

いま、流行りのドローンのリアル

MVJコラム

こんにちは。株式会社モーションビジュアルジャパンです。夏真っ盛りですね。今年はかなり暑い時間が増えています。昨今の暑さは一体何なのでしょう。この熱にコロナもやられてくれるといいのですが、なかなかそううまくはいかないものですよね。一体いつまで続くのでしょうか? さて、本日は弊社でも提供させていただいているドローン撮影について語っていきたいと思います。

ドローンとは何か?

当ブログをお読みいただいている皆様はご存知かと思いますが、改めて説明させていただきます。そもそもドローンとはプロペラを搭載した小型無人航空機です。搭載されたカメラで空撮を楽しんだり、レースに参加したりと、さまざまな楽しみ方ができます。付属のコントローラーで操縦するほか、スマートフォンを使用して操縦できるモデルもあり、気軽に楽しめます。まさに楽しみ方によって、一口にドローンと言ってもさまざまな機体があります。まずは一般的にどのような機体があるのかをご紹介していきましょう。

ドローンの種類とは?

200g以下の小型ドローン

「トイドローン」と呼ばれ、気軽に操縦や空撮を楽しめるのが魅力です。特別な免許は不要で、空港周辺や一定の高度を越えなければ、自宅の敷地や飛行練習場などで操縦可能。簡単にホバリングできるタイプや自動追尾するモデルなら、初心者でも簡単に自撮りを楽しめます。

最も身近であり、かつお手頃価格です。安いものではそれこそ5000円以内で購入できてしまいます。

こちらは厳密にはドローンではありません。改正航空法を受けて航空局から発表された航空法施行規則の解釈について、「重量200グラム未満のものは無人航空機から除外される。」とあります。つまり、人が乗ることの出来ない航空機のうち、遠隔操作または自動操縦により飛行することができる重量200g以上のもの。=無人航空機(ドローン)となります。
https://www.fddi.jp/drone/about-drone

200g以上のドローン

高性能カメラなどを搭載したタイプが「空撮ドローン」です。『通信状態を良くしたい』『カメラをより良い画像を』と思うと、どうしても200gを超えてしまいます(それでも、どんどん軽くなっていますが)通信距離が長いため、遠くから広大な景色を撮りたいときに最適。高画質な映像を撮影して、映像制作などに活用したい方におすすめです。ただし、200gを超えるドローンを飛行させる際には航空法が適用されるので、事前に国土交通省の許可や飛行ルールなどを確認する必要があります。後に紹介する弊社のドローンも、こちらに該当します。

また、最新のドローンには被写体を追いかけながら飛行する「自動追尾」という機能がついたものもあります。一定の距離を維持しながら設定した被写体を撮影できます。走行しているロードバイクや走っている人を後方上空から追尾して撮影するなど、ダイナミックな映像撮影が可能です。なお、機体に搭載されたセンサーが周囲の障害物を感知するため、ぶつかったり落下したりするトラブルも低減します。

弊社では、最新のドローンDJIのPhantom4による空撮をご提供しております。左右に赤外線センサーが追加され、合計で5方向にある障害物を認識するので、GPSがなくても障害物を回避しながら安定した飛行が可能です。

Phantom 4 Proは従来のPhantomシリーズと比べてよりパワフルな動画処理性能を持ち、機体が高速飛行中や、高速で動く被写体の撮影時には、DJI初採用のメカニカルシャッターを使用することで、ローリングシャッター現象(※1)を回避できます。

※1: 電子シャッターで動く被写体を撮る場合、センサーからデータを読み込む速度よりも被写体の動きが速いと、被写体の形が歪んで写ってしまうことがある。 この現象を「ローリングシャッター現象」と呼ぶ。
(引用元: https://www.dji.com/jp/mobile/phantom-4-pro)

撮影は予備バッテリー含め1日3フライト(1回のフライトで20~30分程度)まで可能です。オペレーションにスタッフ2人が担当。保険も加入済みなのでご安心ください。

ドローン撮影のメリット、デメリット

上記のように非常に魅力的な特徴をもったドローン撮影のニーズは、これまで高価だったヘリや航空機による空撮の代替として高まりました。会社や工場の空撮などドローンの登場で手軽にできるようになったのです。また、地表から150mであれば飛ばしても良いのですが、ビルの42階くらいの高さになります。そもそも高層ビルがあるとビル風も凄いので飛ばすのは難しいかもしれません。

市街地の全体を撮影したい場合は距離を離して撮影すれば可能ですが、一番のデメリットはやはり法規制が厳しいということに尽きます。許可申請が降りていても国や自治体、土地の管理者がNGという場合は飛ばせませんし、警察に事前報告しておく必要性もある場合があります。

飛行の際に一番気になるのは、飛ばしたい場所が人工集中地区(DID)にひっかっかっているかどうかの確認です。
https://www.mlit.go.jp/common/001406479.pdf

DIDに該当するエリアはFISSから確認することができます(登録が必要)。
https://www.fiss.mlit.go.jp/top

そのほかドローンに関係するルールについては以下を参考にしてください。
https://www.mlit.go.jp/common/001303817.pdf

ドローン撮影を行う事業者のほとんどは、事前に「包括申請」を行っていますので手続きも比較的早いですし、何よりルールを把握しているので安心ですよね。保険の加入もしている事業者がほとんどなので、少しでも不安があるのならむやみに飛ばさず事業者にまかせるほうがおすすめです。

いかがでしたでしょうか? 本日は近年急速に普及しているドローンについてお伝えさせていただきました。非常に安価で、手軽に、これまでヘリコプターなどを飛ばさなければならなかった場所も撮影できるようになりましたが、まだまだ未成熟な分野であるだけに知らずに手を出すことは思わぬトラブルを招いてしまうかも。ぜひ、お気軽にご相談くださいね!

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