【企業動画】商品説明動画〜忖度なしのガチお見積もりシミュレーション〜

【企業動画】商品説明動画〜忖度なしのガチお見積もりシミュレーション〜

MVJコラム

こんにちは。株式会社モーションビジュアルジャパンです。最近、ものすごく暑くなってきましたね! 最近、スタッフはニンテンドースイッチのリングフィットネスアドベンチャーを購入して、コロナで激増してしまった体重をなんとか全盛期の頃にまで戻そうと企んでおります。このゲームに毎日取り組めば、楽しくダイエットできるのでは!? そう思わせてくれるほど、リングフィットネスアドベンチャーのCMは魅力的だったんです! 決して、そこに出演されてる女性が可愛いから、なんて理由ではございませんよ!

少し話が逸れましたが、本日は、商品説明動画のメリットとどうやって依頼すればよいのか、そして他ではなかなかお目にかかれない貴重なお見積もりシミュレーションをお届けします。

商品説明を動画にするメリット

まずそもそも商品説明を動画で行うメリットとは何でしょう? それはズバリ、文字ではどれだけ書いても伝えきれないほどの情報量を1分ほどの短い動画で伝えられる所です。例えば、今回の事例であれば、「高級感」。高級感のあるデザインと言われても、人によってイメージする高級感はまるで異なりますよね。企業様側が打ち出したいイメージをしっかりとお客様に伝えることができる。これは文字情報ではできないことです。

また、実際の使用感を、お客様に訴求しやすい点も大きな強みです。ジャパネットたかた様のテレビショッピングなどは最たるものですね。また、最近では人気Youtuberとコラボして商品をPRしてもらうといった動きもあります。それだけ動画を用いた商品説明というのは効果が高いものです。

最近は、コロナの影響もあり、訪問しての営業活動を自粛せざるを得ない状況も相まって、動画制作にも需要が高まっています。そこに目をつけた新規参入プロダクションによる価格競争の波が来ています。伝え聞いた話では、一つの動画を10万円そこそこで制作してくれるのだとか。これは実際の現場を知っている人間からすると「その金額でやるなら、むしろ自社でやっていただいた方が良いのでは?」と感じることも・・・・・・。実際、後から完成して納品された動画が思っていたのと違う」というトラブルもあるようです。

質の高い、お客様のニーズに沿った動画制作を行った場合の、お見積もりシミュレーションを見てみましょう。
※ここに記載しているのは、あくまでも弊社がご依頼をいただいた場合のシミュレーションです。

商品説明動画の依頼概要

・目的は商品説明。
・家電メーカーからの案件。今回、商品説明していただきたい製品は、スチームアイロン。
アイロンの概要:水洗いも出来て、なおかつ他社よりも遥かにシワ伸ばしの効果が高い。
品質の高さをアピールしたい。
性能がシンプルでとても扱い易いこともアピールしたいです。
「高級な服にも対応できる高品質なスチームアイロン」
・動画の尺としては、1分程度。
・テイストはお任せしたいです。ただ、ジャパネットたかた様のようなテレビショッピングのような形ではなく、高品質であることを印象づけられるようなものを制作してほしいです。
・言葉も少なく、ラグジュアリーな高級感あふれる感じで制作してほしいです。
・カメラはうちにないので、お願いしたいです。
・プレゼンターはうちの営業にやらせます。
・予算としては、50万円程度です。

商品説明動画、依頼に対してのお打ち合わせの様子

・1分程度の動画
・出演者あり(御社にてご用意)
・台本、撮影、編集あり
・高級感を訴求した内容
・50万円程度の予算

上記のご希望を加味しながら進めていく場合、実際、弊社からは下記のようなことをお打ち合わせのなかで確認させていただきます。

(Qが弊社からの質問例、Aが依頼される方の解答例です)

Q撮影場所はご用意されてますでしょうか?
※ 撮影場所をご用意いただける場合、住所もお伺いできればと思います。こちらでご用意する場合はご希望などお聞かせください。
A撮影場所の用意はありません。

Q出演者お一人のみでしょうか?
※出演者が増える場合、セリフの有る無しや出演者の確保をされるのかなど、お知らせください。
A出演者は男女一名ずつにしようと思います(弊社スタッフです。スケジュールは貴社撮影スケジュールに合わせます)

Qご希望納期はございますか?
A 6月1日現在、8月1日商品リリース予定で考えています。なので、7月下旬には納品していただきたいと考えております。

・台本は書き方がわからないのと、下手にこちらで対応して、当初目的である「高級感が損なわれても・・・」と考えており、是非お願いします。

以上のようなやりとりを行っていきます。この打ち合わせのように、撮影場所のご用意がないということであれば、弊社で手配させていただく形になります。レンタルスペースの利用料などが発生いたしますので、ご希望の場所やイメージなどがございましたら、その旨も打ち合わせの中でご依頼いただけますと助かります。

今回のポイント

ポイントとしては、依頼者様とプロダクション、どちらが何を負担するかで予算も変化してきます。例えば台本は発注側で用意するとか、出演者やロケ場所は制作会社にお願いするといった形です。予算ありきでお話をいただく場合はどうしても発注側に負担が大きくなる傾向があります。
それから納期によって予算も変化する場合があります。急ぎのお仕事の場合、割引などの値段交渉は難しくなりますので、依頼者様でご対応いただく作業を増やすなどの調整が必要となります。

いかがでしたでしょうか? 今回は商品説明動画、依頼例と、また実際の予算感をお伝えしました。商品説明を広く行うのであれば、動画は非常に効果的です。とはいえ、動画制作とはアーティスティックな要素を多分に含んだものです。皆様の商品がいかに優れていても、完成した動画の「質が悪い」「これじゃなかった」では元も子もありません。依頼をする場合は慎重にプロダクションの実績などを確認して、安易に低価格な見積もりに飛びつかないようにしたいものです。

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