Mac Pro (early 2008)よ、ふたたび!

Mac Pro (early 2008)よ、ふたたび!

MVJコラム

Mac Pro (early 2008)を持っているのですが、現在は現役から退き主にメールやブラウザを使用する程度。もちろん購入当時はバリバリ編集用のパソコンとして働いてもらっていました。あれから12年。もはやテコ入れすることもなく、静かに見守っていたのですが、このコロナ禍の影響もありMac Pro (early 2008)を少しテコ入れすることでもう少し快適なマシンにでもしてみようかという気になってしまいました。

ちなみに、これまでの仕様は、プロセッサ 2x3.2GHz Quad-Core Intel Xeon、メモリ 2GB、グラフィックス NVIDIA GeForce GT 120 512MBです。メモリがやけに少ないなと思ったら、純正の2GB分だけが生き残っていて、その他のサードパーティ製メモリ4GBx6枚はご臨終。

これは旅行でしばらく事務所を空ける際に電源を全て切ってでかけ、帰宅後に再び電源を入れてみたらメモリが死んでいたというわけです。通常は電源を切ることをほとんどしないため、たまに電源を切るとこういうことが起こるんですね、きっと。

ということで、メモリが急に2GBになってしまったので、まずはメモリを入れ替えなくては!となりました。

購入したのは、Komputerbay 64GB (8x 8GB) DDR2 PC2-6400F 800MHz ECC Fully Buffered FB-DIMM (240 ピン)です。アマゾンでいろいろ探してみた結果こちらにしました。

これ、先に結論を書きますけれども、換装した翌日に4GB減りました。

どういうことかと言いますと、8GBx8枚のうち、2枚のそれぞれ4GB分がエラーとなってしまいました。たしかにアマゾンのレビューを読んでみると値段相応で、ファンが勢いよく回りだすなどの症状が現れるとのコメントも散見されます。どうやらメモリをそのまま換装せずに、熱対策をしっかりとした上で使用したほうが良さそう、とのことでした。私の場合、こうした知識が全く無いため、どう対処したら良いか分かっていませんのでとりあえず放置(!)あいにくファンが勢いよく回る現象は確認していないのを良いことにそのままにしておいたらメモリが減っていました。これは、自業自得なのでしょうか?

しかしメモリの問題はまた時間ができたら対応することにして、もうひとつ気になっていたグラフィックスの交換に手を出すことにしました。現状はNVIDIA GeForce GT 120 512MB。

こちらはヤフオクでQuadro K5000 4GBが出ておりましたのですかさず21,500円で落札。

こちらは圧倒的な性能を発揮しました。今の所なんの問題もありません。ちなみに、NVIDIA GeForce GT 120 512MB以外になぜかもう1枚GPUが刺さっていた(けど動いていない)のは秘密にしてください。

今回はメモリとGPU交換をしましたが、こうして数万円のテコ入れをすることでMac Pro (early 2008)ももう少し生き返るということを確認できました。あ、もちろんその前にHDDはSSDに換装したほうが良いのは言うまでもありません。高負荷のかかるソフトを使用しなければまだまだ現役で使用できそうだと思いました。もう12年前とはいえ、当時100万くらいした高級品なので大切にしたいですね。

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