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愛知淑徳大学での「映像によるプロモーション」授業
愛知淑徳大学で私が担当している「チャレンジプログラムD」の授業が大学のホームページに紹介されていましたので、ブログにも書いておこうと思います。こちらは昨年から受け持っている授業となりますが、学生が企業の皆様とコラボレーションし、採用活動に使用する動画を制作。インタビューやプレゼンテーションを通じ、情報を発信する力を身につけようというものです。
実際に地元企業2社の社長さんをお招きし、その2社に対して学生たちはグループを組んでプレゼンテーションをします。プレゼンでは企画書(パワーポイント)と動画を発表。身なりなども含めた評価となります。
https://www.aasa.ac.jp/faculty/department/business/challenge.html
クラスには40名弱の学生さんがいますので、皆さんを6つのグループに分け、各企業さんに3つのグループが挑むというスタイル。今回は採用活動で使うための動画を制作していくというテーマが与えられています。そこで学生さんたちは社長さんのお話を伺ったり、リサーチを通して、課題を見つけ、課題解決となるコンセプトメイキングをします。
コンセプトメイキングが出来たら、それを元にプレゼンテーション資料を製作。資料の中には動画の絵コンテを入れ込みます。これが前半。続いて後半では動画制作となりますが、実は私の役割はこの前半まで。主にコンセプトメイキングについてお話をしていきます。コンセプトメイキングとはつまり、企画を立てるということ。コンセプトとは概念のことですので、企画書では「これまでにない全く新しい概念」を生んでもらうことを目的にしています。今回は採用活動を後押しするための動画制作ということですが、大きく捉えて「企業コンセプト」を再提案し、そのコンセプトに則した動画制作をしていきます。
最終日にはプレゼンテーションが行われますが、学生さんたちの晴れ姿を見るのは嬉しいものです。今年はコロナ禍のこともあり、完全リモート授業となりました。当然グループ活動も企業さんをお招きしたり、撮影に出かけることもできない状態での授業です。講師側もこうした状況でどのような授業をしていくか試行錯誤しながら進めていますし、学生さんもオンラインと課題の波に戸惑っているかと思います。来年は以前のスタイルに近い形で授業ができたら良いな、と思っています。