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劣化するリーダーたち
最近上場企業の社長が子会社の従業員のことについて社内ネットで「使いものにならいヤツ」とこき下ろした。とのことには耳を疑い、驚き、失望し、怒れた！
でもこのような浅薄な言動はビジネスリーダーだけではありません。あのトランプ大統領などは驚くより慣れてしまいました。安倍総理も先の参院戦で立憲民主党枝の代表のことを「民主党の枝野さん」と何度もわざと間違え抗議されると「党名をコロコロ変えず頑張って」と。一国の首相が野党の党名をわざと間違え嘲笑する、世も末
だ。
昔ダイエーと西友セゾングループは熾烈な戦いを繰り広げていました。でも双方の経営者、中内功氏と堤清二氏はお互いを決して中傷することなく、むしろ敬意をもって消費者のために戦う、消費者の暮らしを浴するためには？のみを考え競争したのです。その結果日本の流通業界が大きく発展しました。
競争相手の人間自らの尊厳を守るとともに、競争相手の尊厳も守る。それが自らの誇りであり人間としての礼儀です。それに比べ安倍首をはじめ今のリーダーたちの劣化はひど過ぎます。
お互いに切磋琢磨する、という真のリーダーは再び出てくるのでしょうか？
