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労働組合の役割
「ウチの会社」には労働組合はありますか?あるなら本当に労働者のために機能していますか?を再点検しませんか?
労働組合は産業革命後に資本家が恐ろしい力を持ったためその資本家たちに対抗するために結成されました。
奴隷的な労働や賃金の搾取を防止するためです。
労働組合の先輩たちは何度も何度も交渉し、時にはストライキや大量退職などをして1日8時間、週40時間、更には有休休暇や退職金制度を獲得してきたのです。でも現在はどうでしょうか?「売り手市場」と言われていますが…この言葉自体人間を商品化していて私は納得できませんが…一旦情勢が変われば首切り、違法残業、給与カットなどなど経営者は好き放題するでしょう。その際立ち上がらなければならないのは労働組合なのです。
会社で不正が行われている場合も組合が最初に警告し、ダメなら内部告発すべきです。その不正を見つけるセンスと訴える勇気が「ウチの会社」を守り、貴方と家族と仲間を守り社会に認められた会社に成長するのです。
労働組合法をはじめ労働法を今一度研究してください。