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受注生産と見込み生産
皆さんの会社は「受注生産型」か「見込生産型」のどちらでしょうか?
「受注生産型」とはこの地方に多いいわゆる下請け形式です。注文も確実ですし出来た製品はほぼ100%納入できます。一方の「見込生産型」とはこの商品はこれぐらい売れるだろう、との見込みで生産し市場に出します。
私は20年間見込み型のメーカーで取締役を務めた後、受注型企業の取締役で転職し非常に驚きました。
発注先のメーカーはまるで王様です。下請けは奴隷・植民地でした。私の会社の社長からしてそのことに疑問を持っていませんでした、ことに更に驚きでした。
で、5年ほどかけて改革しました。まず最初は「未来塾」なるものを開催し次世代を担う若者たちの意識改革でした。次に「自社独自の技術開発」のために大学・・・それもこの近辺ではなく・・・遠い‥と共同で。
2年後には独自の特許取得(それまでも特許を取得していましたが全て元受け会社との共同特許)4年後には新しい博士の誕生です。その結果注文エリアも広がり会社は大発展です。
見込み型は非常に厳しい世界です。それだけに毎日が戦争です。その思想や発送を受注型企業に植え付ければ怖いもの知らず、となります。
皆さんチョット立ち止まって考えてみませんか?