編集を前提で動画撮影する

編集を前提で動画撮影する

MVJコラム

とりあえず撮影…するだけでは

セミナーや講演会など写真やテキストで残すことはあっても動画でしっかりと残すことはありますか?記録としてホームビデオで録画することはあるかもしれませんが、せっかく録画したそのビデオを見返す機会は少ないかもしれません。録画した素材は得てして素材のまま保存して終了になっていることが多いので、見返すのが面倒ですよね。

素材はつまらない

プロでも素材をプレビューするのはあまり楽しい作業ではありません。ましてや、一人の人が何十分も話しているセミナーや講演会の素材をみることは余程面白い話を除いて苦痛にすら感じます。ですからプロはしっかりと編集して、見やすくするわけです。エッセンスだけ抜き出して重要で面白い部分のみ抜き出すので、何度も繰り返し見たくなる「作品」になるのです。そんなわけで編集は大変重要な作業です。

工夫して見やすくなる

作品のためには、カメラを複数台使用したり、音楽やテロップ、ナレーションをバランスよく入れることもします。映像は総合芸術ですから、バランスよくということがとても大切です。こうした「編集前提の動画撮影」がプロとアマチュアの大きな違いかもしれません。編集を前提としない動画でも比較的面白く見てもらえるのは「生中継・ライブ」です。「今」起こっていることもそのまま見てもらうのはそもそも編集などできませんが、大変魅力的なコンテンツになります。企業でいえば、株主総会ですとか記者会見、記者発表などをライブで配信したりするのは注目度も高くなると思います。

さすがに生中継をしっかり見せようと思うと機材セッティングからかなり大変な作業になりますので、現実的ではありません。通常は、撮影から編集までして、公開したりアーカイブにしましょう。

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