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トヨタと東芝
トヨタ自動車は先日2018年度前半期の決算を公表しました。
売上高が約14兆7千億円。最終利益が約1兆2千5百億円。にもかかわらず「コストダウンを徹底して行うとも。今までは現場だけが対象だったが今後は管理部門も、部門別管理ではなく総合的管理部門で鉛筆1本、消しゴム1個も徹底して実施する!とのことです。
すごいですね。まさに「トヨタイムズ」の徹底的な実施で、下請けさんや社員さんも「恐ろしい――」と思っておられるでしょうね。
一方で東芝は「5年間で7千人の削減へ。1400人希望退職募集」とのことです。それで5年後には売上高4兆円、利益を4千億円と見積もっているらしい。
この差は何だろうね??? 応えは一つ!経営者の質!です。 東芝は「名門企業」の名におごり、嫌なことは先送りして、「自分の任期中がよければそれでいい」という無責任でバカな経営者ばかりだったからです。 トヨタ自動車は「今は儲けているが、将来の危機を予測し、それに備えるのが、今の経営はの責務」との自覚があるのです。
皆さんの「ウチの会社」の経営者はどちらですか?