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MRJと中小企業
我が国最初のジェット旅客機MRJ（三菱・リージョナル・ジェット）が型式証明取 得の最終段階に入ったとのこと。（NHK７月１３日）まずはお目出たいことである。
何度も延期され期待を裏切らただけに「ほんまかいな？」とも思うが何とか成功して もらいたい。 その理由は１つです。 部品数は１００万個ともいわれる当ジェットの多くは我が国の中小企業の高度な技術が生かされているからです。 何年も何度も期待を裏切られても「今度こそ」と期待し、他産業からの注文で経営を 乗り切り社員の雇用と匠の技術を守り切った多くの部品メーカーの支えがあったからであり、その誠意と「意地」に応え大輪を咲かせて頂きたいからなのです。旅客機はバス・電車や船舶と異なり万一の場合も「止まることはできません」それだけに安 全面では格段の違いが求められます。そして、それは名もなき中小企業なくしては実 現できません。
日本独自の固定燃料宇宙ロケットもジェットエンジン旅客機も、多くの中小企業の高技術が支えていることを日本国民、とりわけ就活中の学生さんは今一度再確認して頂 きたいものです。
