下請けではなく分業です

下請けではなく分業です

京都出身の私には中部地区と京都地区にお客様がおられます。 
風景も文化も同じ日本でも大きく異なります。  

先日京都商工会議所の会合で、ある上場企業の会長さんと、偶然にも趣味が弓道であることが分かり二次会もご一緒いたしました。  

その際「中部圏は大手自動車メーカーの下請け企業の顧問先がおおいので・・・」 と申し上げたところ、 

「齊藤さん『下請け』という言葉自体がいけませんね。京都ではそのような発想では メーカーも協力会社もダメで伸びませんよ。あくまで『分業』です。例えば西陣織は 20工程以上もありますが、一人の職人さんが欠けても完成しませんし、なりたちません。お取引会社様も当社も分業であるとお互いに誇りと敬意をもって対等の立場で取引していますよ」と言われ目からウロコでした。

あの日から私は、すべての産業界が上下関係ではなくてお互いに「分業」で成り立っていることを理解し対等の立場で仕事がをするにはどうすべきか、毎日悩んでいます。

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