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いよいよ始まる新4K8K衛星放送
2018年12月1日午前10時から新4K8K衛星放送が始まります。これにより国内の75%にあたる4千万世帯が4K放送視聴可能になるそうです。初日には「2001年宇宙の旅」のリマスター版を放送するなど、興味を引くコンテンツが用意されていますが、世間では今の所それほど盛り上がっている様子はなさそうです。
一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PUB)の調査によれば、「4K」を知っている人の割合は60.0%あるものの、4Kを「ぜひ視聴したい」人はわずか11.6%しかありません。「まあ視聴したい」人と合わせても39.9%と少々残念な結果です。これには様々な要因があると思いますが、まずテレビの買い換えをしようと思うと40インチでだいたい10万円〜20万円。PCモニターなら4万円〜6万円で手に入りますが、周辺機器を揃えることを考えるとモニターよりもテレビを選ぶ方のが多いのかもしれません。さらに、BS放送なのでチューナーとアンテナが必要です。ケーブルテレビと契約をしている場合は、ケーブルテレビ側が4K8Kに対応しているか、そして対応している場合は対応チューナーに切り替えないといけません。また、テレビとチューナーをつなぐHDMIケーブルもハイスピード規格が必要です。
そんなわけで、4K8K放送にたどり着くにはなかなか敷居が高い状態なのです。やはり地上波でも4K放送が始まるようにならないとなかなか浸透しないのかもしれません。もしかしたら、世間様はそこまで高画質な映像を求めていないということも考えられますね。となると、高画質なテレビになることで視聴にどんなメリットがあるのか、その魅力をしっかりと宣伝する必要もありそうです。
制作現場は4Kに
一方で、映像制作の現場では4Kカメラが浸透し始めています。ケーブルテレビでは既に4Kコンテンツの制作も始まっていますし、12月から始まるBS4K8Kに合わせて各局の制作番組も今後は飛躍的に増えることでしょう。4Kの撮影・編集技術が進めば、その技術を企業向けの映像制作に取り入れることも容易になってきます。4Kで制作した映像を展示会などで流すことで他社とは一味違うアピールが可能となります。解像度の高い4Kならより大画面で迫力のある美しい映像を送出できますので、企業ブースが一際魅力的に映ることでしょう。
弊社では、いち早く4Kに対応した映像制作を行っております。企業ビデオを4Kで制作するのが当たり前という時代がもうすぐそこまで来ています。先進技術を売りにしている企業様や繊細な技術でマーケットを切り開いている法人様には特におすすめです。4K映像を是非お試しください。