- トップページ >
- MVJコラム >
- 経営コンサルタントのビジネスコラム
- 移民を送り出した歴史を思い出して!
移民を送り出した歴史を思い出して!
海外からの実習生・研修生受け入れ方法について日本政府の方針が揺れています。
名目は「日本技術を学び自国で生かす、技術のスムーズな移転」などの美名ですが、現実は、少子高齢化では日本の労働力補完機能です。それも劣悪な条件の下で。
明治時代からのブラジル移民に始まり、ハワイへ南米へ、満州国へ。そして戦後は再びブラジルへ、多くの日本人は移民や出稼ぎに出ていきました。その人々のご苦労は多くの歴史書で学んできました。 そして1990年代労働力不足を補うために日系2世3世の特別受け入れが始まりました。
さらには研修生や実習生へと発展していきましたが、最低賃金以下の給与や劣悪な住環境で逃亡する人たちも大量に出ています。
国も企業も我々も、移民を大量に送り込んできた歴史を再度研究し、先祖さまたちが苦労されたようなことを外国からくる人々に強要することは無いようにしなければならない。今の日本に移民したい。とのご要望があるなら、是非お願いしようではないですか。日本への国境線を低くしようではありませんか。